毎度いすのまちスタッフの造形美術には驚かされます。
今回とあるお話の撮影で面白そうなモノを見つけましたので写真に収めておきました。
気になりますね、、、
いすのまちのコッシーDVD発売記念～津田真一～
オレの好きな話ベスト3
第5弾 津田真一（特別ゲスト）
脚本。そもそも「いすのまち」とは？から始まり、幾多の荒波をかきわけ早3年。今年夏には脚本35話を書き切ったお話の生みの親。<コッシー・ポイント>などの劇中歌や<チョビっとよっておれのみせ>他デテコデショーの歌の作詞も担当。
* * *
飲みの席で、要請があったのか、
オレにも書かせて！と自分で言ったのか忘れましたが、お邪魔しま～す。
「いすのまちのコッシー」は、１５分番組の中で３分と、
コーナーアニメとしては珍しく長い時間を頂いてます。
でも、展開や情景や気持ちを描くには３分では限られてきます。
また、繰り返し順不同に放送される、という特性もあって、
そういうことを考えると、上手にまとまったものよりも、
何か謎を残したり、いろいろな方向性を示した、
中途半端な断片みたいなものがいいのかな、
と思いながら作って参りました。
いすのまちをのぞき見するような……。
ということで今回はお話っぽくない、やりっぱなしの３本を選びました。
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３位 なぞのあしあと
番組が始まっての記念すべき1本目はこの作品でした。
むたさんが初めてカブの声をあてたとき、
スタッフの間で「わぁ！」と声が上がったのを覚えています。
「カブってこんな（可愛い）声なんだ！」と。
お話としては、カブに会いました、というだけの、話も始まってないもの。
これから始まる「いすのまちのコッシー」のほんの断片。
雨上がりの朝の話、そしてコッシーが「ムームムムー」
とおまじないを言う……ん？
つまり、このエピソードは後々放送された
「あめのおまじない」の翌日のエピソードだったのかも！なんて。
そう考えてみると、少し味わいが変わります。
書いている時は考えてなかったんですけど、
知らぬ間に、断片同士がいろいろと繋がったりするようです。
他にも、そんなふうになんとなく繋がってるお話同士があるかもしれません。
「なぞのあしあと」は今回のDVDからは漏れてしまったんですね。
じゃあ、代打で「あめのおまじない」 <みずうみのひみつ収録>でもいいです。
（話の配合比率を気にしている）
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２位 るすばんジュース
童話とか絵本とかは教訓的、教育的であるべきだ、
と思ってる人も多いと思いますが、
「人間（こども）って、そういうところあるよな」という、
立川談志のいうところの「業の肯定」の部分もあると思ってます。
そんなことしちゃうんだよな、みたいな。
最後にミクさんに謝ってないって事で
ザワザワさせたりモヤモヤさせたりしているようです。
でも、謝る場面を入れると、
それだけになっちゃったり普通になっちゃう気もしました。
もっと印象に残るようにしたかったし、
こちら側から教訓的に示したくなかった。
最初から最後までこども目線で行ってみようと。
ほんの軽い気持ちから、
思いの外大きな事になっちゃうハラハラ感。
コッシー達は、ミクさんに対して、
なんだかわからないこの嫌な気持ちを振り払おうと、
それぞれ動きだすところで終わります。
あのあとどうなったんでしょうね？
コッシーたちどうしたと思う？
謝ったかな？ずっと黙ってられると思う？
どうしたら良かったのかな？
謝らなくていいと思ってる？
と、続きは見ている方々に委ねました。
まさにやりっぱなし。
でも、コッシー達の表情が方向性は示しているでしょ？<みすうみのひみつ収録>
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１位 いすののどじまん
この回に至っては、お話はありません。
楽しそうな町でお祭りをしているよ、のぞいてみよう！
というような、まさに先に述べた理想に近い形、断片です。
当初は「ああ こわれいす」のフルコーラスと
チョビさんとコッシーたちとの再会をメイン盛り上がる予定でした。
ですが、ノリオさんのバスの歌、
レグたち女の子3人組でのアイドルソング、
モタレイさんのシャンソン風と、軽い気持ちで楽しく書いたほうに、
片岡さんの曲がバッチリ合っちゃったみたい。
チョビさんよりも。（ごめん、チョビさん！）
「フルーツバスケット」は評判もよく、事情は知りませんが
「デテコデショー」というコーナーができたほど。
こちらの予想を裏切った展開になりました。
……ん？じーっと睨んでる目線を感じます。
「おうおう、話が違うじゃねえかよう！」と。
そこで、チョビさんに申し訳ないという気持ちもあり、
「チョビっとよってけおれのみせ」ができました。
カッコ良くて元気が出る曲になりました。
（やったよ、チョビさん！）
因みに「うまいりょうりがたべらレグ！」のところは
「食べられgood!（グ～！）」のつもりです。
「いすののどじまん」も今回のDVD未収録ですが、
デテコデショーで「フルーツバスケット」「つぎとまります」
「チョビっとよってけおれのみせ」があるから、いっか！
バランスとって代打は「フルーツバスケット」 <ああ こわれいす収録>で。
（配合比率を気にしている）
お話としてのベスト３はまた別ですが（なんだそれ～！）
今回はこれで～！
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←津田真一さんのやりっぱなしなお話し配合比率
（参考にならないグダグダな結果になってしまいました）
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←配合比率を気にした代打を含めると、こう
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リリース情報⇒日本コロンビア
商品告知⇒amazon
番組サイト⇒NHK Eテレ「みいつけた！」
※次は誰だか…お楽しみに！
速報！「みいつけた！」が受賞っ
教育番組の国際コンクール「日本賞」で「みいつけた！」が
日本賞幼児向けカテゴリー最優秀賞（総務大臣賞）を受賞いたしました
↓こちら
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111027/k10013561861000.html
いすのまちのコッシーDVD発売記念～松永まり恵～
オレの好きな話ベスト3！
第3弾 松永まり恵
アニメーター。卒業後、アシスタント・アニメーターとして参加。現在は一部キャラを動かすまでに進化。最初に動かしたのは、確かノリオさんのバス。脱輪…？
* * *
アシスタントとして別角度からみたチョイスを…と思いながら純粋に好きなものを選びました！
3位 バスにのって <みずうみのひみつ収録>
どのキャラも好きなのですが、マーちゃんはかなり気になります。
でも「いすのまち」にあまり出てこないので、
もっとマーちゃんのお話を観てみたい！という気持ちも込めて選びました。
マーちゃんは、同じ星の仲間が他にもいたりするのかな。
いすのまちには、なにか目的があって来たのかな。
火星といえば、映画「マーズアタック」のイメージなので、もしかしたら侵…!!
想像が膨らみます。
*
2位 コロコロシューズ <みずうみのひみつ収録>
ベンじいさんがすべった！
歌も入ってミュージカルのような感じが楽しいです。
チョコンがコロコロシューズを履いてスッテーン！となる動きで
初めてちゃんと手応えを感じることができたという思い出もあり
思い入れの深いお話でもあります。
今もまだ探り探り、こうかなどうかなと迷いながらやっていますが…。
夏川さんの「バッチリです」を聞けると嬉しいです！
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１位 しりっぽん <ああ こわれいす収録>
イスならではのお話で、とてもすきです。
みんなから、イスとしてのアイデンティティを強く感じます。
しりっぽんがいっぱい出てくるのもいいですね～。
“おしり”は子どもが好きなモチーフのトップ３に入る（私調べ）アイテムですから。
しりっぽんストラップ（フィギュア）をやわらかい素材で商品化してほしい！とおもっているのは、私だけではないはず。
おしりをうまく座面キャッチできるとイスとしていっちょまえ！というこのお話。
私もアニメーターとしてクリエイターとしていっちょまえ！になるべく、これからも頑張ります。（うまくまとまりました！）
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←松永まり恵さんの好きな話し配合比率
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リリース情報⇒日本コロンビア
商品告知⇒amazon
番組サイト⇒NHK Eテレ「みいつけた！」
※次はアニメーターの佐々木隼のベスト3です。お楽しみに！
いすのまちのコッシー DVD化！！
いよいよ出ます！
qmotri全力疾走で作ってきた≪いすのまちのコッシー≫のDVD
それも2巻同時発売！
3年間作ってきたお話の中から、24話を迷いに迷って厳選
デテコイスや、インターミッションも入ってます
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大塚いちおさんデザインのジャケット！
まだ夏の暑い日。この写真収録にコッシーたちみんなを連れてスタジオに入りました
カラーケースがまたいいんですわ
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リリース情報⇒日本コロンビア
商品告知⇒amazon
番組サイト⇒NHK Eテレ「みいつけた！」